フードレスキューをやってみました。

こんにちは。ご訪問を頂きありがとうございます。
ところでみなさん、TABETEというアプリはご存知ですか。

日本の食品ロスの年間推定量は、農林水産省によると年間612万トンともいわれています。
私も学生時代アルバイトをしていたファーストフード店でも20分たてば廃棄となり、泣く泣く捨てたときに
なんだかやりきれない想いを経験しました。 
あの時代にこんなにいいサービスがあったら、どれだけの食品や食材を無駄にせずすんだことでしょう。

レストランで客足を見込んで仕入れた、作ったもののお客様が来られず廃棄、
パン屋さんでたくさんパンを焼いたものの、売れ残り、翌日は店頭に並べることができず廃棄。
スーパーでは賞味期限が決められているため、賞味期限が近くなったものは廃棄。
これらはまだまだ食べられるものなのですが、品質やサービスを向上させるためには
やむなく捨ててしまわなければいけないのが現実で、
それを救うためにできたサービスがこのTABETEというアプリなのです。

このアプリに登録すると、美味しい商品がお得に購入することができます。

アプリをダウンロードして登録すると以下のことができます。(以下手順です)
1)あらかじめ登録されている近隣の店舗から「レスキュー依頼」がお知らせとして届きます。
2)レスキュー価格は販売されている通常の価格よりさらにお得な価格で提示されています。
3)お店に受け取りに行く時間を決めて、事前にアプリ内で決済してお店へ受け取りに行きます。
4)アプリの画面を見せてお店で商品を受け取って完了です。

私が今日行ったのは近所のBAGEL & BAGELさん。ベーグルの専門店です。
このお店のベーグルを食べてみたいなとは思いつつ、なかなか機会がなく。

でもこうしてレスキュー依頼が来たことで「行こう!」という気持ちになりました。
実際家に帰って食べてみると、すごく美味しい!また食べてみたい!と気持ちになりました。
このTABETEというアプリをダウンロードするきっかけがなければお店を知ることもなかったし、
食べる機会もなかったかもしれません。素敵な機会ができ幸せな気持ちになりました。

もうひとつ幸せな気持ちになれたこと。
それは購入することで誰かを助けることができたということです。

廃棄しなければならない商品を救うことができた。
廃棄する重い気持ちになる生産者、作り手、売り手の方の気持ちを救うことができた。
とても幸せな気持ちになることができました。

食品ロス(Food waste)、今この瞬間も私達の住む街のどこかで毎日行われています。
もっともっとこのようなサービスが増えていってほしいなぁと心から思っています。
少しでもフードロスを減らすために、私達のできること。
身の回りのできる小さなことから取り組んでみませんか。

今日もstand fm.でこの様子をお話させていただきました。

アスメシラボのごはんのハナシ #10. フードレスキューをやってみた

ご興味ありましたら聴いて頂けたら嬉しいです。

asumeshilab.com