本日もお越し頂きありがとうございます。
提出するあれやこれやの事務作業や女子旅で1週間空いてしまいました。
先日の阪堺電車で講談を聴きながら巡る遠足。
住吉大社編です。
まずは、阪堺電車で、貸切列車しか入れないというレアな車庫へ。
阪堺電車・我孫子道駅の車庫です。止まっているのは最新式のトラムのようです。
たくさんの路面電車がスタンバイしてます。
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私達が乗っていたのはこのチン電ですね。
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車庫ではポイントの切り替えの体験もさせていただけました。貴重な体験です。
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さて、阪堺電車に乗って住吉大社へ行きます。
住吉大社駅に到着すると、下りの電車が止まってました。
見ると幸せになるらしい、パンダ🐼電車。
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細部までかわいい💛さて、私の前に座っておられた、議員さんっぽい雰囲気のおじさま。
実は住吉大社の宮司さんの方でした。びっくりです!!
この宮司さんのナビゲートで住吉大社をご案内して下さいました。
住吉大社は日本全国の「住吉さん」の総本山でもあります。
初詣2百何十万人ほど訪れる大きな神社でもあります。
(画像がよくなかったのでところどころ先月のものを代用しています)
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近くにある川、細井川は昔は入江でした。
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粉もの(粉もん)は遣唐使がもってきたものだそうです。
住吉大社の入口にある源氏物語の一コマ。
須磨に流され、政界にやっと復帰できた暁に
明石の君と一緒にお礼参りに住吉大社に祈願にきた場面ところ。だそうです。
住吉大社の太鼓橋。太鼓橋は虹をイメージしたものだそうです。
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海と松は風光明媚と言われる。宮城の松島もそうですよね。
そういった景色のことを昔は「住吉の景色」と言われていたそうです。
この日は11月最終日で七五三祝いも多かったです。
住吉大社といえば、うさぎのシンボルです。来年の干支でもありますね。
この手水舎は心斎橋商店街のサークルの方々が作ったそうです。
言われるまで何気なく通ってて気づきませんでしたが、この太鼓橋は豊臣秀吉の時代にもゆかりがあります。
石造りでできている橋。
淀君が子どもの成長を祈って作らせた石の橋なのだそうです。
そして何気なく通っていた灯篭。こちらもいわれがあります。
玩具業界商によって造られた灯籠なのだそうです。
おもちゃの神様は住吉さん。
下に行くほど新しい名前が刻まれているそうです。最近は令和3年でした。
そして鹿児島とも繋がりがある大阪。
島津家(鹿児島)の誕生したのが住吉さんの場所。
北条政子から狙われてたのですが、紀州街道逃げてる途中に産気づいて
ここで石にしがみついて産んだ。から誕生石。という名前がついたそうです。
安産のパワースポットでもあります。
もし住吉大社の誕生石の場所に来られたら、石をひとつつまんでお守りにお持ちくださいとのことでした。
そんな出来事から大阪と薩摩は長い交流があります。
さつまいものお菓子はその名残で、住吉大社近くの和菓子屋さんにはサツマイモのお菓子があります。
住吉は「住み良し。」とも言われています。
こちらは珍しい公衆電話。今はあまり使っている方はみないそうです。
住吉大社の本殿のほうに入っていきます。角柱の鳥居が、住吉大社の鳥居です。
角柱の鳥居
4つの鳥居L字型はここだけなんだそうです。
第1,第2,第3とその横に4の神殿があります。
西向きに建っているのは住吉さんだけ。向こう側は大阪湾の中心を通っています。
遣唐使を見守る位置にあるのが住吉さん。ということからなのだそうです。
朱色はもともとの色。古代神殿。黒色は鎌倉時代につけ加えられたものなんだそうです。
第一本宮は鳥居になっています。その前には、相撲場を作っています(今はコロナで休止)
相撲は住吉さんと強い繋がりがあります。江戸時代に興業となったといいます。
これは横綱のしめ縄なのだそうです。
こちらは音楽、雅楽を奏でるところ。5月、卯の日に行われるそうです。
さてこちらはパワースポット。
1000年の楠があります。
木の穴に祠があります。
さてこちらは楠珺社。 初辰まいりにもらう猫が有名です。
右は人望 左はお金。初辰⇒発達
初辰参り。48回すると 「しじゅう(ずっと)はったつ」する。そうです。
猫を48個集めると大に交換してくれます。大になるまで24年かかります。
この猫が店に置かれているところ⇒信頼できるところなのだそうです。
ちなみに我が家もダンナが集めていましたが、2体ずつしか集められておりません(笑)
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上方は書庫の文化でもあるそうで、住吉さんは書物の神様でもあるそうです。
日本の最古の書庫がこちら。住吉大社の中にあります。
いまでもここに書物おいてあるそうです。
最後の写真は木綿の問屋祈願のために建てられた灯篭。
大阪の商人たちはこうして商売繫盛を願ってこの由緒ある住吉大社の地に建てられたのですね。
こうして宮司さん自らがナビゲートしてくださったおかげで
とてもわかりやすく観光することができました。ありがとうございました。
そうこうしているうちにお昼ご飯となりました。
第3弾は、粉浜商店街の元気な店舗の数々とお豆腐やさんの様子を紹介します。
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