地元をめぐる旅 ①・阪堺電車で講談と共にレトロを愉しむ

本日もご訪問頂きありがとうございます。
11月30日に大阪市住吉区の粉浜商店街x阪堺電車のイベントに行って参りました。

今回のイベんと、豆腐マイスターの先生からご紹介をいただき参加させて頂きました。
加納先生、ありがとうございました。

*チン電(阪堺電車)に乗って講談を聴くイベント
*粉浜商店街で明治時代から豆腐屋さんを営んでおられる「井川とうふさん」で
ひろうすを作る。
*お昼は爽月(そうげつ)さんで井川とうふさんの揚げのきつねうどんを食べる

といった内容のイベントとしか聴いていませんでした。

ところが!!
めちゃくちゃ盛りだくさんの内容のイベントとおもてなしで
新しい発見がたくさん!
サプライズがたくさん!  といったイベントでした。

今回はその様子を備忘録を兼ねて3部作にしてブログに残しておきます。

大阪市の南を走る阪堺電車。(​​​​​​私達は「チン電」と呼んでいます。)
大阪市阿倍野区の天王寺駅前から堺市西区の浜寺公園まで約14kmの区間を走る路面電車です。


どこから乗っても230円。沿線の地元の方々や学生たちの足として利用されています。
パーティーやイベントで貸し切りもできるんです。
私達の乗った貸し切り電車はなんと昭和3年という年輪の入ったレトロな電車でした。

モ1625日本最古木造のチン電 昭和3年生まれ。レトロ〜💕な路面電車です。

さて、今回のメインのイベントです。

講談師である、四代目・玉田玉秀斎さんのお話。
講談は600年も前に始まった日本伝統の話芸なんだそうです。
学校で習った歴史物語、そして学校では習わなかった歴史上の隠れた偉人たちの話を
まるで目の前で見えるように話芸で伝えてくださるのが講談師さん。

一度は聴いてみたいな、と思っていたのですが
なんと!こんなに面白いとは!
玉田玉秀斎さんは「講談は知識を生む。」と仰っていたのがこれなんだ!と。
そんな好奇心の扉を開くきっかけを下さってありがとうございます。

講談を聴きながら、住吉駅へ。
粉浜商店街の 聖月さんの巻き寿司を頂きました。


チン電の長T、めっちゃかわいい💛
聖月さんの巻き寿司はちょうどいいサイズ。

美味しい!! なんだろ。とても懐かしい味がしました。

海苔は知多産の最高級の海苔を使用されていると書かれていますね。
とても海苔の風味がする海苔でした。

そして住吉駅から合流された寺田園茶舗の寺田さん。

寺田さんが美味しいお茶の淹れ方の講座をしてくださいました。

以下、私のメモから。

お湯 湯冷ましでとる。ごく少量。器に三分の一入れる。(急須でない)
お茶っ葉15gに冷ましてたお湯を淹れる。
お茶の旨味を充分に引き出す、タンニン90度(渋み)出さずに旨味だけを出す淹れ方。
浸したお茶っ葉を一度出す。

残った茶葉はこちら。

ここからさっきのだしたやつ飲んで見る。

香りヤバい!甘みヤバい!

ここからお湯を入れて15秒。苦味と甘みが楽しめます。

お茶菓子は2回目の後が美味しい。鈴の形の和三盆のお菓子でした。

3回目は苦味強い。美味しい。お茶4せんめも美味しかったです。ここまで出ました。

美味しい宇治のお茶、ありがとうございました。

浜寺公園に到着しました。ここでしばらく休憩です。

駅舎がレトロないい感じです。
そして曇り空に映える赤いレトロな阪堺電車が素敵。


旧・南海浜寺公園駅。もともとの駅が今はカフェになっています。おしゃれな洋館のようです。

明治6年(1873年)には浜寺公園が造られ、明治30年(1897年)には鉄道の駅が作られました。
駅舎は、明治40年(1907年)に大阪市中央公会堂や東京駅を手がけた建築家辰野金吾と片岡安による辰野片岡事務所の設計で、
堺の誇る建築物の一つです。
(出典元:(公社)堺観光コンベンション協会公式サイト・浜寺公園駅旧駅舎より)

新旧の駅舎はこんな感じで並んでいて過去と現代が繋がっている感じです。

カフェのメニュー。一度ゆっくり来たいですね。

時間の関係上、浜寺公園の中までは行くことはできませんでしたが、大きな公園なんですよ。

水路と三井化学を挟んだ先は大阪湾です。

イカリマークのポールが浜寺公園の前に並んでいるんですよ。港を感じます。

時間になったので次の目的地へ向かいます。いいですね。このレトロな感じ。


乗ってすぐに、新型の阪堺電車と遭遇。前に乗りましたがとっても近代的なんですよ。

堺トラム というのがあるんですね。
阪堺電車のホームページもチェックしてみてくださいね。

まだまだ続きます。
 

 

 

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