販路コーディネータとして私の考え。経営コンサルタントの違い

こんにちは。本日もご訪問頂きありがとうございます。

4月に入って新しい取り組みが始まり、今は来週の販路コーディネータのMMPリーダー研修の発表に向けて、
そして新たな「ご飯のおともプロモーション」に向けて日々奮闘しております。
MMPリーダー研修は、出されたケーススタディについて、実際に販路コーディネータとして取り組む演習をしています。
何もないところから想像を膨らませるのは妄想家なので得意分野です(笑)

そのような取り組みは経営コンサルタントでは?と私も思いました。
そんな私も、実は販路コーディネータという仕事は私も去年の今頃はまだ存じませんでした。
けれども、180年続く味噌醤油店を正しく導くために、私は販路コーディネータの資格を取得しました。

ここで、経営コンサルタントと販路コーディネータの違いを覚え書きを兼ねてお伝えします。

<コンサルティングとは>
業務または業種に関する専門知識をもって、主に企業に対し外部から客観的に現状を認識、問題点を指摘、対策を示して
企業の発展を助ける業務を行うこと。
経営結果を診断する役割を担うこと。

<販路コーディネータとは>
企業に対し、実際の販売、売上までの責任を果たし、単なる助言者や支援者ではないところ。
市場の視点で「売れるモノづくり」や「売れる仕組みづくり」を実現するところまでを担うところ。

コンサルティングは「内向きの業務」に対して販路コーディネータは「前向きの業務」。

「コンサル」、「マーケティング」はよく耳にしますが、
よくわからないところからフォローを頂くコンサルティング、マーケティングを謳う多くは中身を伴わないものも多く
何を目的とされているのか私にはよくわかりません。

私は「販路コーディネータ」と名乗っています。
企業様から頂いたご縁をしっかりと紡ぎ、売れる商品として責任を果たしたいからです。

地域の産品やサービスを広めるためにはその地域に昔から根付いた暮らしがまず前提にあり、
大切に守られた文化、歴史を理解し、その産品のポジショニングを決めないと、販路コーディネータとして助言ができません。
いきなり大きなテーマパークを作るのではなく、人々の暮らしに目を向け、そこにあるものを使い、人の流れを作り、
その地域の人々が誇りを持って豊かに暮らせる、活性化させる要素がないと長続きしないのでは、と考えます。
そのためにも、私は話を聴くことをとても大切にしています。

昨年まで名刺には「アスリードフードマイスター」の肩書きを名刺に記載していました。
この春からは、「販路コーディネータ」を肩書きとしています。
本当は「フードツーリズムマイスター」も一緒に入れたかったけれど、優先順位でこちらになりました。
だからといってアスリードフードマイスターを捨てたわけではないです。
これは自分の周りのニーズが「販路コーディネータ」のほうが多くなってきたからです。
ジュニアアスリートをサポートされる方々にもこれからも変わらずアドバイスをしていきます。
アスリードフードマイスターとしての高みは今後も諦めず目指していきます。

大好きな朝ドラ・カムカムエブリバディは終わったけれど、虚無蔵さんの言葉で締めたいと思います。

「そなたが鍛錬し培い、身につけたものはそなたのもの。一生の宝となるもの。
されどその宝は、分かち与えるほどに、輝きが増すものと心得よ。」

これからも、いつ来るともわからない機会に備えます。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

熊本の錦町も花盛りだろうなぁ。また会いに行きますね。




 

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